工務店は管理コストを抑えることができるのでコストパフォーマンスが良い

工務店は管理コストを抑えることができるのでコストパフォーマンスが良い

工務店はハウスメーカーに比べるとコストパフォーマンスが良いと言われますが、その理由は管理コストが安いからとされます。
管理コストは会社を経営するために必要な一般管理費と、施工現場などで発生する経費の合計に当たる現場管理費に大別されますが、ハウスメーカーではこの両方に多くのお金が発生します。
支店やモデルハウス、工場などを保有しており、人材や経営資源が豊富な分、それを維持するために資金が不可欠だからです。
また、研究開発費や広告宣伝費、下請け会社などを活用する場合の手数料や紹介料などの費用も、最終的には利用者が負担することになります。
これがハウスメーカーを活用すると料金が高いとされる理由です。
一方、工務店は現場管理費は発生しますが、一般管理費はそれほどかかりません。
一部の工務店では工事を部分的に外注することもあり、手数料が生じるケースもあります。
しかし、多額の研究開発費や広告宣伝費はかかりませんし、経営資源を維持するための費用もハウスメーカーに比べると少額です。
だからこそ利用者は工務店を活用すると、原価に近い費用でコストパフォーマンスに優れた住宅を建てられます。

住宅完成後に受けられる工務店のアフターサービス

工務店に依頼したマイホームが完成するまでに様々な工程があり、完成が待ち遠しく感じます。
注文住宅完成後に引渡しが済んだら終わりだと思ってしまうのですが、ここから家族の新しい暮らしがスタートします。
安全に安心して長く暮らすためには、施工後のアフターサービスも重要です。
工務店は会社によって品質や技術、実績などにバラツキがあるといわれており、アフターサービスの内容も一律ではありません。
コールセンターを設置して24時間365日、家のお困りごとの相談に電話対応していたり、定期的に訪問メンテナンスを実施していたり、施工後の不具合に独自の保証を用意するなどさまざまです。
手厚い内容であれば良いのですが、中には頼りなかったりする場合も。
そのため工務店に依頼する際は、施工後のアフターフォローの内容を確認しておくことが大切です。
家づくりのパートナー選びの際は、家が完成した後のことも視野に入れておくことがポイントです。